先月に、富裕層はなぜ子供を海外留学させるのか?という記事を読んでみて、確かにその通りだなと思い、昨年アメリカで過ごしたときの経験をまとめておこうと思い、文中でも述べられる「教養」「国際性」「人脈」という3つの視点のお話します。
【この記事のポイント】
- 海外留学での教養について
- 国際性とは、環境で身に付く
- 人脈は相当広がる
海外留学で身に付く教養って?
海外留学で身に付く教養なのですが、考え方、歴史、宗教の3つだと思います。昨年アメリカに行くまで、僕自身、恥ずかしながら、海外行くまで、宗教について真剣に考えたことがありませんでした。
*どのエリアに仏教、キリスト教、イスラム教が多いとは知っているレベルは知ってました。
アメリカ留学中に出会ったサウジアラビア出身の友達とご飯を食べているときに、宗教の話になり、自分の知識のなさを露呈して、怒られて、勉強したレベルです。
*日本では、宗教の話は敬遠されがちですが、海外では宗教について知っておかないと教養のない人と思う人もいます。
歴史についても、アメリカの大統領が変わるタイミングでアメリカに居たので、歴史の転換点を体験できました。
寮のルームメイトは、民主党支持の超が付くほどリベラルで、抗議デモにも参加したり、トランプの悪口を書きなぐったり、チャット中に話たりするほどでした。
彼から、アメリカの移民の歴史の話をされたとき、僕は何を聞いてもチンプンカンプンで、彼から本当に何にも知らないんだなってと言われ、かなり落ち込みました。
ただ、海外に行かないと宗教、歴史について考えないし、アメリカの移民史を調べようともしませんでした。
また、歴史や宗教って、各国の考え方にも影響を与えていて、勉強することによって見えてくる彼らの行動の背景というのは、かなり多かったです。
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国際性は環境の中で自然と身に付く
海外留学での国際性は、環境に依存すると言っても過言ではありません。
大学によっては、留学生があまりいない大学もあれば、100か国以上の国から集まる大学まで幅広くあります。特に、アメリカやイギリスと言った英語圏の大学は、多くの国から集まりやすい傾向があるので、集まった留学生から国際感覚を身につけるのには、最適な場所ではないでしょうか。
同時に、教養でもお話した歴史、宗教、考え方も共に過ごすことで、今までの視点が異なり、彼らの習慣も次第に理解できるようになります。
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海外の留学する子供の親が最も狙っているのが人脈
海外留学の一番のメリットが人脈と言っても過言ではありません。僕の周りの友達は、以下のような人が多かった。
- フルブライトなど各国から奨学金をもらう学生
- 年商数億から数十億の社長のご子息
- 大統領の親戚
- ある地域の首長のご子息
- 国連レベルでのグローバルリーダー
*フルブライトとは、毎年各国から選ばれた研究者をアメリカの大学院に進学させるプログラムで、授業料、生活費が国から支給されます。
*日本で言うと都道府県知事のご子息
*国連が行なっているプログラムに参加するレベルの人はうじゃうじゃいました!
まだまだあるけど、挙げ始めるとキリがないですが、ざっとこんな感じです。
本当に優秀かつお金持ちの友達が多かったです!
たまに、外食するお店の違いがあったりして、生活レベルが追いつかないときがあったりして、本当に困った。
例えば、ご飯食べるのにも、
僕:マクドナルドかサブウェイにしない?
友達:あそこは、あまり美味しくないから、ハンバーガー専門店(1個1000円くらいするとこ)に行こう。
僕:( ´ ▽ ` ) ええで!(_ _).。o(カードチャージしてたよな。
ただ、彼らと繋がっていた結果、現在では、海外の求人などももらえるようになりました。
*日本ではありえないクローズドな求人の世界を初めて垣間見ました。
個人的に、海外留学はすすめたい
僕は、仕事を辞めて、海外に行ったので、日本ではキャリアに傷がつくと言う評価だけど、海外では意外に違った。むしろ、日本よりも評価してくれるところもあり、個人的にはびっくりである。結果として、日本で仕事はなくても、海外に行けばいいやって思考になり、選択肢がどんどん広がっていくのを感じています。留学するか悩んでいる人は、思い切って行ってみるのは十分にアリだと思います。もしくは、フィリピンなどで短期語学留学を経験して、そのまま留学に行くかどうかを決めるのも十分にありなのかなと思います。