フリーの方や大学生で、家では集中できないので、外で作業がしたい。けれど、Wi-Fiがないお店が地方には意外と多い。多くの方が、このような問題を抱えて居ることがあると思います。
広島に在住している僕もこの問題を抱えていました！そんなことから、どのようにしたら、『外でも使えるネット環境を安く作るか？』という問題を解決する為の案をLINEモバイルを使ってトライしてみたので、まとめてみます。
目次
考えた解決案は3つ
まず初めに、考えた解決案は下の2つです。
・WiMAXを利用する
・格安スマホでデザリング
最初の2つの解決案を順に試したものの、WiMAXは繋がらないエリアが意外にあるということがわかりました。実際に、お問い合わせに電話して確認しても、窓側に行くという方法しか解決案を提示されませんでした。
次に、デザリングです。デザリングは問題ありませんでしたが、外部コネクターが必要であり、電源がないお店では利用できません。
最終的にたどり着いたのが、12月に帰国した時に利用を始めた格安SIMをモバイルルーターで利用するという方法でした。
たまたま、mineoとLINEモバイルを同時に契約して、今後どちらを利用するか考えていました。
ただし、mineoは電話も使える設定にしていたので、データ通信のみのLINEモバイルをモバイルルーターに繋げないかということを考えました。
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LINEモバイルとは？
LINEモバイルは、日本や韓国、台湾、タイで人気の通信アプリLINE、そのLINEが提供している携帯電話サービスです。LINEモバイルの特徴は、SNSカウントフリーがあることではないでしょうか？このSNSカウントフリーは、LINEのアプリは、もちろんのこと、Facebook、Twitter、そしてInstagramも対象です。契約をすると、これらのSNSを使ったとしても、パケット通信はカウントされません。たくさんこれらのアプリを使う人にとって、とても使いやすい格安携帯電話となっています。
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なぜLINEモバイルをルーターへ活用しようと考えたのか？
帰国前に、格安SIMを調べていた時に、モバイルルーターで使っているという記事を見かけていました。そのことを思い出して、Googleに質問を投げかけたら、LINEモバイルがモバイルルーターでも利用できるという記事がそれなりに出てきました。中には、中古モバイルルーターを利用している方もいらしゃって、投資額もそんなに大きくないので、ものは試しに使ってみることにしました。
モバイルルーターを購入する場所
使い始めるにあたり、まずは、モバイルルーターを手に入れなければいけません。LINEモバイルの為のモバイルルーターを購入できる場所は、Amazon、楽天などのインターネットショップからヤフオク、メルカリといったオークション・フリマサイトとなります。
ただし、新品を購入したいなら、Amazonか楽天、もしくは実店舗での購入をおすすめします。というのも、ヤフオクとメルカリは、多くは中古のルーターとなっています。新品だとしてもAmazonより高い可能性もあります。
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中古のモバイルルーターはヤフオクで購入することをおすすめします
購入前に、色々探し回りましたが、最終的に、ヤフオクで中古を落札しました。はじめは、新品がいいのかなと思い、Amazonでモバイルルーターを購入しようとしましたが、4,980円からと想像以上のお値段でした。Amazonの中古でも、3,000円くらいしたので、Amazonでの購入は断念しました。次に目をつけたのが、ヤフオクとメルカリでした。どちらのサイトも説明文を読んでいると白ロム判定という言葉を発見しました。
”白ロム判定とは、不正に利用されることを防ぐために、ネットワーク利用制限がかかっているかどうかを確認するものです。”
この白ロム判定で、◯がないとすぐに利用できません。
白ロム判定結果についての情報が書かれているのが、メルカリよりもヤフオクが多かったです。今回は、中古でも問題ないと考えていたので、ヤフオクで購入を選びました。
ドコモ回線が使えるルーターを選びましょう
今年の1月に、LINEモバイルは、ソフトバンクとの提携の報道が出ましたが、まだDoCoMoの回線を利用しています。モバイルルーターには、auの回線使うSIM（UQモバイルなど）、DoCoMoの回線を使うSIM（LINEモバイルなど）、その両方が利用できるルーターがあります。LINEモバイルは、DoCoMoの回線を利用しているので、必ずDoCoMoの回線のSIMが使えるルーターを選びましょう。
NTT DoCoMoのL-09Cを購入しました
LINEモバイル用のルーターとして、DoCoMoのL-09Cを購入しました。
理由は、2点あります。
・DoCoMo回線用のSIMカードが使えること
・販売開始から7年が過ぎていて、替えの充電池が必要であり、その充電池がAmazonで販売されていること
LINEモバイルは、DoCoMoの回線を利用しているので、DoCoMo用SIMが使えるルーターが必要です。あとは、充電池が劣化したとしても、Amazonで交換用の充電池が購入できるので、長く使えるかなと考えました。
設定手順
①SIMカードを挿入しましょう。
SIMは通常のSIMカードです。
nanoSIMカード・MicroSIMカードを使っている場合、変換SIMを購入しましょう。
変換SIMは、ダイソー・セリアの100円均一では販売していません。早く、安く買えるのは、Amazonでした。
②インターネットに接続して、「http://192.168.2.1/」を入力して、Username:【Admin】とパスワード:【1234】を入力しましょう。
ケーブルを接続して、登録できますが、購入したルーターは、送られてこなかったので、インターネットから行いました。
③NETWORKのプロファイルを更新します。
左の項目一覧にある中から、NETWORKを選択します。
④LINEのAPN設定時に必要なデータを入力します。
下記の情報を入力しましょう！
Profilename:ご自由に！
USEname：line@line
Password:line
Authentication:CHAP
APN:line.me
⑤データを登録して、終了。
必要な情報を入力すると、Saveボタンを押しましょう！
設定終了です！
5つの手順を踏むと利用できるようになります。
Wi-Fi速度は問題ないレベルです
Wi-Fiの速度は、MVNOだと安定しないと言われることもありますが、広島では少し遅いですが、問題なく利用できています。実際に、速度を測定してみました。
広島駅で測定した結果です。
少し、遅いですが、お昼時を考慮するとこのくらいかと。問題なくインターネットに接続できました。
西条駅（東広島市）で測定した結果です。
お昼を過ぎたので、広島駅より早かったのかもしれません。
インターネットは快適に利用できました。
Wi-Fiの速度とデータ通信量では、WiMAXが便利です
今回、GMOトクトクWiMAXとLINEモバイル（データ通信のみ）で比較をしてみました。
| 会社名 | 料金 | データ量 | 契約年数 | Wi-Fi速度 |
|---|---|---|---|---|
| WiMAX | 3,900〜4,700円（税込） | 無制限 | 最低2年 | ◯ |
| LINEモバイル | 1,200〜2,900円（税込） | 高速通信は最大10GB | なし | ◯ |
仮に、GMOでWi-MAXを契約するとした場合、月3,900円（税込）からとなります。Wi-Fiの速度は、電波が届く場所だと早いですが、それ以外だとLINEモバイルとあまり変わらないです。
重いファイルのダウンロードは家で行う。また、動画は外では見ないという人は、パケット通信量が、月10GBまで行かないのではないかと思います。
その場合は、LINEモバイルがお得となります。
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SNSを利用する場合は、LINEモバイルがお得
LINEモバイルは、先にもお話しした通り、SNSがカウントフリーとなっています。モバイルルーターでは、最大10回線接続できるので、SNSを利用するときは、接続してパケット通信量を抑えることができます。
最後に
東京の場合は、Wi-Fi事情がまた違ったかもしれません。一方で、地方の場合は、まだまだWi-Fi環境が整っていないのが現状です。無料のWi-Fiを提供しているところもありますが、繋がりにくいのが現状です。データ通信のみのSIMカードですと解約の際に手数料が取られないので、手軽に始めることができると思います。外でも作業するためにWi-Fiを使いたい方は、LINEモバイルをモバイルルーターで使うのも選択肢の一つに入れてみるといいかもしれません。
LINEモバイルホームページ
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