プライオリティパスを使って、お得な関西空港の過ごし方【ぼてじゅうのモーニング利用のレポート】

みなさん、プライオリティパスを作っていますか?
僕自身も、昨年までプライオリティパスを持っておらず、充電ができない、座る場所がないことを経験して、空港での時間の過ごし方をすごく悩みました。
しかし、アメリカから帰国後、プライオリティパスを手に入れて、空港での時間の過ごし方がだいぶ変わりました!
今回は、関西空港でプライオリティパスの使えるお店が増えたので、プライオリティパスを使って出国前に関西空港でおすすめしたい過ごし方をご紹介します。

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プライオリティパスとは?


プライオリティパスは、大きな空港にはあるラウンジを運営している会社のサービスのことです。世界中の空港で利用することができ、950以上のラウンジ(2018年3月時点)でサービスを提供しています。会員は、年会費によってスタンダード・スタンダードプラス・プレステージの3種類に分かれます。

スタンダード スタンダードプラス プレステージ
年99ドル 年249ドル 年399ドル
利用料金:27ドル/回 利用料金:27ドル/回
10回目まで無料
利用料金:無料

利用制限の無いプレステージ会員だと、毎年日本円で40000円支払わないといけません。

日本では大都市の空港で使えます

日本では、プライオリティパスを使うことができるラウンジは、成田空港・関西空港・中部空港・福岡空港の4か所のみとなっています。世界的に有名な羽田空港は、使用できるラウンジはありません。
なお、地方空港のラウンジの多くは、ゴールドカード以上のクレジットカードを保有していると利用することができます。

関西空港のラウンジは3種類


関西空港には、カード会社のラウンジ、プライオリティパス、そして各航空会社の上級会員が利用できるラウンジがあります。それぞれ、保安場の前のラウンジ、保安場を通過した後のラウンジで分けてみましょう。

非制限エリア

  • KIXエアポートラウンジ
  • KALラウンジ
  • カードメンバーズラウンジ「比叡」

制限エリア

  • カードメンバーズラウンジ「六甲」
  • カードメンバーズラウンジ「金剛」
  • カードメンバーズラウンジ「アネックス六甲」
  • サクララウンジ
  • ANAラウンジ国際線
  • ロイヤルオーキッドラウンジ
  • ラウンジパシフィック
  • KIXエアサイドラウンジ
  • KIXノースラウンジ
  • ラウンジ飛鳥

この中で、ゴールドカード以上のクラスで使えるラウンジは、「比叡」「六甲」「金剛」「アネックス六甲」とKIXエアポートラウンジとなり、プライオリティパスで利用できるのは、大韓航空のKALラウンジのみとなっています。

ラウンジにシャワーはありません


関西空港のラウンジは、東南アジアの空港のラウンジのように、無料のシャワールームはありません。シャワールームを完備しているのは、KIXエアポートラウンジと第一ターミナルのシャワールーム、そして、エアロプラザにあるシャワールームとなっています。時間は、24時間営業もありますが、有料となっています。

国内線の利用者も使えます

ターミナル1の国内線の利用者も非制限エリアにあるカード会社のラウンジとプライオリティパスのラウンジは利用できます。カードラウンジでは、搭乗券の提示を求められることは、少ないですが、KALラウンジを利用する際には、搭乗券を見せる必要があるので、チェックインが終わった後に、行くことをおすすめします。仮に第二ターミナルを利用する場合は、WEBチェックインでボーディングパスを持っていくのが良いと思います。

第二ターミナルにはラウンジがありません

ピーチなどのLCCが利用している第二ターミナルには、残念ながらラウンジがありません。ただ、第二ターミナルを利用する方であっても、第一ターミナルのカードラウンジは利用できますが、エアロプラザに戻って、バスでターミナル2へ移動する必要があります。

プライオリティパスを新たに利用できるお店が登場しました!


今年の2月から関西空港に、新たにプライオリティパスを利用できるお店が増えました。それは、第一ターミナルの3Fにある「ぼてじゅう」です。先日、朝から利用したので、そのレポートをまとめますね。

ぼてじゅうレポート


7時前に、チェックインが終わり、KALラウンジに行くかカードラウンジに行くかで悩んでいましたが、先日ネットで見つけた「ぼてじゅう」が朝7時から営業しているとのことだったので、立ち寄って来ました。

朝は朝食メニューのみ


来店した時に、既に3名のお客さんが店内に。スタッフにプライオリティパスが使えることを確認して、入店しました。その際に、スタッフから、朝は調理時間がかかることと7:00〜10:00の間は、通常メニューから選部ことができない旨を伝えられました。

朝メニュー

  • 秘伝70年焼きそばセット
  • 牛カルビのカットステーキセット
  • 鉄板月見ハンバーグセット
  • 牛ハラミ焼肉重セット
  • 月見炙り豚重セット

たこ焼きのようなあまり重くないメニューはなく、朝からがっつり食べるメニューです。笑
当日は、牛カルビのカットステーキセットは売り切れでした。
ドリンクは、ビールとソフトドリンクのみとのことです。

一人3,400円までは無料となります。


プライオリティパス利用者は、一人3,400円までは無料で食べたり、飲んだりできます。3,400円以上は、実費での精算となります。

例えば、次のような注文をしてみます。
秘伝焼きそばセット(980円)、牛ハラミ焼肉重セット(1,280円)そして、テイクアウトで鉄板月見ハンバーグセット(1,280円)を注文した場合、合計3,823円(税込)となります。
423円オーバーしてしまったので、この金額は、実費での精算となります。

同伴者も一人分は無料となります

プライオリティパスは同伴者は有料となっていますが、「ぼてじゅう」は、1名までの同伴者はOKとなっています。なので、二人で利用する場合、合計6,800円までは無料で食べたり、飲んだりすることができます。

搭乗券は必要ありません

「ぼてじゅう」はプライオリティパスの提示とサインを求められただけで、搭乗券の提示は求められませんでした。なので、海外から帰って来て、ちょっと一息つきたい時や日本食を食べたいといった場合も問題なく利用することができます。プライオリティパスユーザーにとって非常に助かるお店ですね!

最後に
プライオリティパスを作って、海外の空港でたくさん利用して来ましたが、店舗で使えるのは、日本では「ぼてじゅう」だけではないでしょうか。朝から夜まで営業していることからKALラウンジよりも気軽に使えると思います。また、「ぼてじゅう」は関西では非常に有名なお店なので、地方の関空ユーザーにとって、非常にありがたいサービスです。今後、人が増えて、サービス提供が終了するかもしれないので、興味がある方は、お早めに関西空港を利用してみてはいかがでしょうか。

楽天プレミアムカードを作れば、年会費10,800円でプライオリティパスを作ることができます。プライオリティパスだけでなく、カードラウンジも利用できるので、お得なカードです。お申し込みは、下記のリンクからできます。

【搭乗レポート】ジェットスターパシフィック 関空からダナンへ搭乗して来ました!

ダナン空港からこんにちわ。今もらっている案件が、2週間ないので、ベトナム・ダナンへ来ています。
今回、関西空港からダナン空港へジェットスターパシフィックを使ったので、搭乗レポートとしてまとめてみました。実は、初めてのジェットスター国際線でした。

ジェットスター・パシフィックとは?


ジェットスターパシフィックは、格安航空会社のジェットスターグループの一つで、ベトナムを本拠地としています。ベトナムのハノイ・ホーチミンを中心に、ベトナム国内はもちろん、中国、タイ、インドネシア、日本などの海外路線も持っています。

関空ーベトナムは毎日飛んでいるの?

ジェットスターパシフィックは、関西空港とハノイ・ダナンの間にそれぞれ週4便就航しています。毎日、フライトがあるわけではないので、注意が必要です。

区間 関西→ハノイ ハノイ→関空 関空→ダナン ダナン→関空
時刻 22:15→0:40(+1) 1:45→8:15 9:15→12:00 14:30→21:15
就航日 月・水・金・日 月・火・木・土 月・火・木・土 月・水・金・日

*2018年夏期スケジュール

チェックイン

ジェットスターの国際線は、オンラインでのチェックインができません。国内線は可能ですが、国内線はできないので、注意が必要です。
ジェットスターパシフィックのチェックインは、搭乗2時間前からとなっています。

しかし、関西空港に着いて、チェックインカウンターへ行ってみると既にチェックインが始まっていました。9:15発のダナンゆきですが、2時間半前からチェックインは開始するようです。

ジェットスターパシフィックは、自動チェックイン機はなく、カウンターでのチェックインのみとなります。
ベトナム航空の職員が、チェックイン手続きを行っていました。

ジェットスターは、機内持ち込みの荷物の重さは、7kgとなっています。搭乗券を発券する前に、荷物の重さを確認されます。機内に持ち込む荷物は、7kg以内にしましょう。
もし、7kgを超えた場合、列から外れて、再度チェックインの列に並ばなければなりません。

搭乗


当日の搭乗ゲートは、6ゲートです。搭乗は、8:45からの予定ですが、始まったのは、9:20からでした。最初に、14列目より後方の座席の方が搭乗し、少しして、前方の座席の方の搭乗が始まります。
最終的に、飛行機が動き出したのが、9:50でした。苦笑

機内

座席

エアアジアよりも足元は、広く、足を伸ばすことができました。スクートほどではありませんでしたが、全く問題ありませんでした。

スクート搭乗レポートも併せてどうぞ!
【搭乗レポート】タイ・ドンムアン空港からシンガポールチャンギ国際空港までスクートに乗ってきた!
【搭乗レポート】Scoot(スクート)のシンガポール→香港に搭乗しました。

機内誌


機内誌は、2種類で、日本人向けの、ジェットスターパシフィック就航地の情報を載せた機内誌とジェットスターパシフィックが元々置いている機内誌です。
日本人向けは、ミャンマーやラオスの情報が載せてあったので、今後ミャンマーへいく予定があるので、助かりました。

機内サービス

機内サービスは、離陸して2時間後に始まりました。最初に、事前予約で、予約していた方向けへのサービスが行われ、そのあとに、予約してない方向けのサービスでした。
ただ、多くの方が、機内に飲み物を持ち込んでいたので、誰も購入せず、直ぐに終了しました。

1時間遅れで、ダナン上空に来ました。

到着

12:00(ベトナム現地時間)に到着予定でしたが、遅れた影響から着陸は、13:00でした。降機は、前方と後方のドアからで、そのまま横付けされたバスに乗車します。バスから降りるとそのままイミグレーションへ。トイレに行きたい方は、職員に確認をしましょう。トイレの案内板は全くありませんでした。

入国審査では、入国カードはなく、質問もされず、関西空港でしつこく言われた帰りのチケットについても全く言われませんでした。笑

入国後


イミグレーションを過ぎると、目の前にターンテーブルと右手にSIMカードを購入できるエリアとなります。SIMカードショップのスタッフは、日本語で声かけしていたので、少しは話せるようです。

最後に
ジェットスターの国際線は、初めての搭乗でしたが、想像よりも足元が広く、5時間位のフライトなら問題ないと思います。ただ、エアアジアやスクートのように、オンラインチェックインをできると非常に便利だろうなと思います。東南アジアの格安航空会社をそれなりに使って来たので、そろそろまとめレビューでも作ろうと思います。